西村賢太の「苦役列車」。本音だらけで強烈
西村賢太の「苦役列車」を読んだ。何年か前に芥川賞をとった小説である。本音をさらけ出していて強烈な私小説だった。

なかなか普通の人が言えない本音をズバズバ書いている。なかなか人に言えない醜いところまでも書いている。ついつい隠してしまう男の本能を赤裸々に書いている。そんなところが書いてあるので、最後まで読んでしまったんだなと思った。

人間というのは、複雑な生き物である。なかなか自分の本音も、自分で理解していないところがある。人間には醜いところもあり、それを自覚してなかったりする。そして、ときどき反射的に間違いをおかす。

人間の本音、本能、醜いところまで、文章として書いてあるので、そこをあらためて認識できて、読めてしまうのだと思う。

たまに、こんな人間の醜いところが書いてある小説を読んで、認識して、考えて、意識して醜くならないように、理性的に生きようかなと思うのもよいかもしれません。

また、人間の醜いところがついうっかりでてしまったとしても、こんな私小説をよんでおけば、諦めもつくかもしれない。

どうしても人間は素晴らしいところもあれば、醜いところもある。まあ、ある程度は意識して理性でおさえて、できる限り人に迷惑をかけないようにしようと思うが、まあ、時々はできないこともあるかとあきらめるしかないか。

人間は、いつか死ぬ。それまで、楽しく過ごすためには、ある程度努力して、ある程度あきらめて、ほどほどに生きるしかないかな。

芥川賞で、西村賢太の人生は変わったようで、現在、彼女が4人いるそうである。そんな記事を読んだことがある。そのことを彼女たちにも話しているそうである。結婚もしないとも言っている。このあたりの出来事もそのうち小説として書くのかな。

私小説家は、いろいろ経験したほうが、ネタがあっていいかもしれない。

なかなか強烈な私小説家なので、興味がわいてきた。少し西村賢太の本を読んでみるかな。

また、読んだら感想を書きます。



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by remarkably | 2016-03-06 22:04 | 日記
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