日本の太陽光発電はまだまだ少ない
 日本の太陽光発電は2013年で、13,981GWhで、まだ1.27%でしかない。水力を除く再生可能エネルギー全体でも2.2%程度である。ドイツは18.9%、イギリスは10.0%、アメリカでも5.6%である。

 再生可能エネルギーは、不安定電源で多くすると電源の安定性が悪くなるといわれているが、他国は多く導入しているので、まだまだ多くできるはずである。

 電力は、作る側と使う側の量を同じにしないという制限があるため、電力会社は使う側に合わせて、電力を作らなくてはならない。使う側は、勝手に使っているので大幅に変動する。これに再生可能エネルギーを導入して作る側も変動したら、電力が安定しないというのが電力会社の主張である。

 しかしながら、他国と比較してまだまだ日本は少ない。10%程度くらいは、余裕のはずである。10%程度入れてもそれが一斉に変動する確率は非常に少ない。

 そもそも電力を使う側は、勝手に使っているが、非常にたくさんの人が使っているので、まとめてみると変動が緩やかになっている。太陽電池をたくさん入れても、すごい広い地域で入れて分散させれば、全体でまとめてみればそんなに急激な変動はしないはずである。
 
 もし、変動したとしても、これまで勝手に使っている使う側の電力パターンに合わせて、これまで電力を作ってきた日本の電力会社であればこれくらいの変動に対応できないはずがない。火力発電や水力発電の応答性をよくすれば解決できるはずである。

 あるいは、使う側の電力をある程度切断して、作る側と使う側の電力のバランスをとっても良いのである。

太陽電池は、7年予算をつければ、その後は電力料金で増えていく


 たかだか年間1MWh発電する太陽電池は20万円程度である。1GWhで2億円である。10,000GWhでも2兆円である。そして、1kWhの電力量が30円とすると1MWhで3万円で、7年程度で設置費用が賄える。

 1年間2兆円程度の予算を7年間つければ、8年目からは、発電して得た収入で次の年から太陽電池を設置できるので、その後は増えていく。太陽電池は20年程度は十分動作するので、20年後からは壊れるものもできるが、このころになれば電力料金による収入も増えているので、増えるほうが早い。非常によい好循環が発生する。

 今、景気が良くなりつつあるが、2兆円程度、太陽電池を全国に設置する公共事業をして、雇用を刺激するのは景気にとって良いのではないか。7年間予算をつけてこの公共事業をすれば、あとは持続的な発展が続く。

 太陽電池を最低20%程度は、早く導入すべきである。そうすればどんどん好循環が続くはずである。
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by remarkably | 2015-09-23 11:40 | 社会
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